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★東西冷戦時代の特殊拳銃★

Posted by ichiro5 at 2010年05月16日 2010年05月16日 19:00
暑い一日でしたicon10
暑いと言えば、東西冷戦時代の特殊拳銃(暗殺用拳銃)が、人知れず影の世界で暑い戦いをしていたとか・・・

代表的な暗殺拳銃に、米国のS&Wハッシュパピー・ソビエトの誇る消音拳銃PSS等が有ります。


PSS・実銃

PSS(ピスタリェート・ビシュシュームヌィイ・ペー・エース・エース)は、1983年にソビエト連邦のソ連国家保安委員会(KGB、以下KGBと呼称)が開発した自動拳銃である。特殊なカートリッジ(弾薬)を使う事によって消音機能を持たせた珍しい拳銃である。「PSS(ПСС)」とは「特殊自動装填拳銃(Пистолет самозарядный специальный)」の略で、ロシアではこの略さない名称も一般に使用される。設計者の名前から、「レフチェンコ・ピストル」とも呼称される。以下PSSと呼称する。
それまで偵察及び暗殺任務にはMPS拳銃とS4M拳銃を使用していた。この2つの拳銃はその任務の性格上、表ざたになることは無かった。しかし冷戦真っ只中の1970年代後半になり、ソビエト連邦のKGB要員がアメリカ中央情報局(CIA)を主導とした捜査網に掛かり逮捕される事態が発生し、その際にS4M拳銃の存在が知られてしまう事態となった。そこでKGBは、1979年に暗殺及び偵察等の秘密任務用に開発したのがPSSである。
旧ソ連の特殊部隊向け兵器を専門に開発していた、テシニートチェマッシ(精密機械技術中央科学研究所)のビクター・レフチェンコが開発したPSSは、S4Mと似たような特殊な弾薬カートリッジを採用している。これは、カートリッジ内に弾とピストンと燃焼剤が詰め込まれおり、発射時に燃焼剤が燃焼してピストンが押し出され同時に弾丸も押し出され、発射された際に発生したガスを薬莢に留めると言ったシステムである。これにより、通常の拳銃の様な大きな音を出さずに発砲出来ると言うものである。無論口径は独自規格の7.62mm×42mm弾で、装弾数は6発で尚且つダブルアクション式のオートマチックとなっている。

当初1983年にKGBやロシア連邦軍参謀本部情報総局の特殊部隊であるOSNAZに配備され、現在でもOSNAZのほか、KGBの後継機関であるロシア連邦保安庁やロシア内務省で使用されている。

[データー]
全長 165mm
重量 700g
口径 7.62mmx41
装弾数 6発+1
製造国 ソビエト連邦
設計 テシニートチェマッシ(精密機械技術中央科学研究所)

※ハッシュパピーは、正式にはS&W MK22 Mod0と言いM39ベースのサイレンサー付き暗殺銃である。
自動装填機構を動かなくすることで消音効果をより高める事ができ、その場合は一発撃つごとに遊底を引き、手動で次弾装填を行うことになる。自動装填機構を活かしたままサプレッサーを使用する場合は、ショートリコイル機構に悪影響を及ぼす恐れがあるため、軽量なサプレッサーを使うか、ストレートブローバック式の銃を使う。音速以上で弾丸が飛ぶと衝撃波によって音が発生するため、サプレッサーを使用する場合は音速を下回る速度で飛ぶ「亜音速(サブソニック)弾」を使用することが多いが、長距離からの狙撃に使用する場合はこの限りではない。

それでは、今日はこの辺でicon23




  




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